Webディレクターズフォーラムナイト

デジタルハリウッド大学院「荻野研究室」とC4メディアとの共同研究プロジェクト“ザ仕事人”

デジタルハリウッド大学院の荻野研究室では、経済産業省関東経済産業局が推進する平成23年度地域新成長産業創出促進事業「クリエイティブ産業におけるビジネスマッチング及び新商品・新サービス創出推進事業」(※)で研究活動を行いました。
このプロジェクトへ参加したことをきっかけに、デジタルハリウッド卒業生で荻野研究室の研究員であるC4メディア代表、浦田英博と共同で、上流工程のクリエイター・エンジニアと企業がジョブマッチングを行う求人サイト「ザ仕事人」を産学連携による研究活動の一環として立ち上げることとなりました。今後も荻野研究室とC4メディアでは「ザ仕事人」を通じ、更なるクリエイターと企業のビジネスマッチングを推進し雇用創出に貢献してまいります。

概要

「Webディレクターズフォーラムナイト」は、Webディレクションに携わるクリエイターと企業のジョブマッチングをサポートするパーティイベントです。パネルディスカッションを通じ最新のWeb知識を得てキャリアアップ。ディスカッション後は交流会の場を設け人脈構築の機会も設けます。
希望者の方には、仕事人×スマートワークの説明や人材登録も行います。

テーマ

主題
「先端色彩」の観点から見た結果が出るWebデザインとは
副題
~人の心を動かす配色をどのように活かすべきか~
解説
近年、脳科学や物理学の発達により、光の性質を脳生理との関係から説明することができるようになってきました。それによって科学的根拠のある新たな色彩論として「先端色彩」という考え方が生まれてきています。一方、Webデザインの配色にも「先端色彩」の考え方が重視されつつあります。集客やブランディングに成功させるために必要な先端設計の考え方を活かしたWebデザインにおける色彩理論や成功事例、今後の課題などについて特別ゲストの南雲教授をお迎えしディスカッションいたします。

参加者

主催
C4メディア ザ仕事人事務局
モデレーター
デジタルハリウッド大学大学院 荻野健一教授
特別ゲスト
デジタルハリウッド大学 南雲治嘉教授
パネラー
C4メディア 代表取締役社長 浦田英博
司会進行
C4メディア ザ仕事人事務局長 田中典子
開催日
2013年713日(土)
会場
デジタルハリウッド大学院
駿河台キャンパス / 3F
  • 東京都千代田区神田駿河台4-6
    御茶ノ水ソラシティ アカデミア 3F/4F
  • JR「御茶ノ水駅」より徒歩1分
  • 東京メトロ丸ノ内線「御茶ノ水駅」より徒歩4分
  • JR「秋葉原駅」より徒歩9分
  • 東京メトロ千代田線「新御茶ノ水駅」直結

会場地図

17:00~17:10 開会のあいさつ
17:00~18:50

第一部:パネルディスカッション

「先端色彩」の観点から見た
結果が出るWebデザインとは

~人の心を動かす配色をどのように活かすべきか~
  • モデレーター:荻野健一
  • 特別ゲスト:南雲治嘉
  • パネラー:浦田英博
  • 司会進行:田中典子
18:50~19:00 休憩
19:00~19:40 第二部:交流会
19:40~19:45 閉会のあいさつ
時間
17:00~19:45
参加費
¥3,000(交流会費含:アルコール、ソフトドリンク、軽食付き)
モデレーター
荻野 健一

メディアプロデューサー/デジタルハリウッド大学院教授

荻野 健一 Kenichi Ogino

稲垣デザイン研究所にてCIディレクターを担当後メーカーでマーケティングに携わり、92年K-1Works設立後、90年代、広告代理店でプランニング、日本能率協会総合研究所で次世代メディアネットワーク研究開発を行う。
日テレアート、日テレAX-ONにてコミュニケーション戦略を中心にプロデュースを担当後2007年からロケーションメディアとモバイルを活用したメディアコミュニケーション研究活動にあたる。

特別ゲスト
南雲 治嘉

アートディレクター/デジタルハリウッド大学院教授

南雲 治嘉 Haruyoshi Nagumo

グラフィックデザイナー、アートディレクターとして活躍。また、ベーシックデザイン、デザイン理論、表現技術、色彩などの分野で新しい理論を打ち立て、研究と実践を行う。特にデジタル色彩では日本の先端にいる。1990年に株式会社ハルメージを設立し、グラフィックを中心としたデザイン活動を展開。著書はすでに50冊を超え、2006年に著した『100の悩みに100のデザイン』はベストセラーとなった。NPO法人日本カラーイメー ジ協会 理事長/先端色彩研究室 室長。

パネラー
浦田 英博

ザ仕事人(運営会社:株式会社C4メディア)代表取締役社長

浦田 英博 Hidehiro Urata

早稲田大学理工学部卒業後、総合商社である日商岩井(現:双日)に入社、システムエンジニアとして、基幹および流通システムの企画・設計・開発・運用業務を担当した後、海外Eコマースプロジェクトに参画。東芝に転職後、東芝子会社社長としてエンタメ及びファッションのEコマース事業を立ち上げ年商20億円まで成長させた。その後、自らWeb制作会社であるC4メディアを創業、現在、複数のクリエイティブ関連企業の代表を務めている。

セミナー開催の背景

グローバル化や少子高齢化が進行、経済低迷等に悩む日本では、経済環境や社会が大きく変わりつつあります。言うまでもなく、旧来の終身雇用制度で働くスタイルから、独立起業や転職でキャリアアップしてゆく新たな「日本人の働き方」が増えてきているのも事実です。

クリエイティブ業界に目を転じると、比較的自由な働き方がすでに定着しており、Webデザイナーやコピーライターをはじめとしたクリエイターがプロとして独立して活躍する土壌がすでに確立しておりました。ただ、その中でもWebプロデューサーやWebディレクターのような上流工程人材の多くは、企業の社員として長期雇用のもと活躍するケースが主であり、プロとして独立する人材は一部にとどまっておりました。

しかし、昨今では雇用市場の変化の影響から、Webクリエイティブ業界でも上流工程人材が転職や独立起業したり、自ら雇用契約を締結するケースが増えつつあります。上流人材も自己責任でキャリアを構築してゆく時代に突入し、キャリア支援が求められているといえます。

一方、雇用市場においては、スマホ関連のアプリやコンテンツ、ゲーム等の分野を中心に、Webコンテンツやゲーム市場が爆発的に拡大しつつありますが、幅広いWeb関連技術を用いたプロジェクトを取りまとめるWebプロデューサーやWebディレクターは圧倒的な人材不足といわれており、多くの企業が頭を悩ませている現状がうかがえます。

この背景には、幅広いWeb関連技術を習得するための教育や、プロジェクトマネジメント技術を磨く大規模プロジェクトの経験不足等の根本的な問題があります。

C4メディアでは、企業様からご要望の多いWebプロデューサーやWebディレクターになりたい人材に対し、高付加価値な上流工程の人材育成と、キャリア構築支援を「ザ仕事人」を通じて行うとともに、Webクリエイティブ業界の人材不足を解決するための人材サービス「ザ仕事人」を展開しております。

このサービスの下、私たちはキャリア、働き方に関する情報提供や、Webクリエイティブ業界で求められる最新の知識や技能等に関する情報をセミナーで発信してゆきます。

ザ仕事人(運営:株式会社C4メディア)代表取締役社長 浦田英博